よくわかる!時計買取のお役たち情報
買取業者の選び方について
満足のいく時計買取のためには、買取業者選びが重要なポイントとなります。高級な時計は高額での買取が珍しくないため、買取業者ごとの査定価格も大きく異なることが多いです。そのため、事前に高価買取が期待できる買取業者を厳選しておくことは必須なのです。
そこで、時計買取において買取業者を選ぶ際に基準としたいポイントを具体的に解説します。
時計の買取実績が豊富
買取業者のホームページを見ると、これまでの買取実績を掲載しているところがほとんどです。候補に入れる買取業者の買取実績が豊富かどうか確認しましょう。
その際、自分が売りたい時計の買取実績が豊富か、過去にどれくらいの価格で買取されたのかも詳しく見ます。買取実績の価格を見れば、自分の売りたい時計がどの程度の価格で買取してもらえるか検討がつきますし、実際に査定してもらうときに交渉材料としても活用できます。
買取強化やキャンペーンを実施している
買取業者のホームページを見ると「時計」「ロレックス」などのカテゴリに「買取強化中」「キャンペーン中」という文字が添えられていることがあります。それは、対象の時計を期間限定でより高く買取しているという意味で、期間中は買取価格が上乗せされます。
上乗せ価格は、元々の価格の10%にもおよぶことがあり、買取強化やキャンペーンを実施していない買取業者と比較して大きな差が出ることも少なくありません。
買取業者を選定する中で、買取強化やキャンペーンを実施している買取業者があれば優先的にピックアップすることをおすすめします。
評判が良い
Google MapやSNSなどで、買取業者の評判を見ておきましょう。
ポジティブな口コミが多ければ、その買取業者と取引して満足した人が多いということです。反対に、ネガティブな口コミが多かったり、不安になるような口コミが複数書かれていたりする場合は、その買取業者は避けた方が無難です。
併せて、評判はなるべく最近のもので、具体的な内容が書かれているものを参考にしましょう。直近の評価にポジティブなものが多く、また件数も多いのであれば、活発に買取を実施しており、かつ多くの人が利用しているという点で信頼性が高まります。
自分に合った買取方法が選べる
「時計を売りたいが、店舗に行く時間がない」
このようなお悩みをお持ちの方もいるでしょう。そういった場合は、出張買取や宅配買取ができる買取業者を選ぶのがおすすめです。時計買取は、複数の買取業者で査定してもらった上でおこないたいものですが、時間がなければ複数の買取業者に持ち込んで査定してもらうのは難しいかもしれません。しかし、出張買取や宅配買取なら、自分の時間をあまり使うことなく、複数の買取業者での査定が可能です。
買取の際のコツ・ポイントについて
高価買取を実現するために、押さえておきたいコツ・ポイントがいくつかあります。
以下のことを踏まえれば、時計をより高額な価格で買取してもらえるでしょう。
査定に出す前に軽く掃除をしておく
時計には、皮脂汚れがつきやすいです。軽く汚れを拭いておき、またケースがあれば埃を取り除いておきましょう。
しかし、掃除はあくまで「軽く」を念頭に置きましょう。薬剤を使用しての掃除や、分解をすると、かえって傷をつけたり、修復不可能な状態になってしまったりする恐れがあります。
保証書や付属品、購入時の箱なども一緒に査定に出す
保証書や付属品、購入時の箱など、時計を購入した際についてきたものは、可能な限りすべて揃えて査定に出しましょう。レシートも残っていれば、一緒に出すのがおすすめです。
どの買取業者でも、付属品があれば買取価格は上乗せされます。また、保証書とはその時計が正規品であると証明するものです。信頼性が高まる上に、買取業者が中古品として販売する際にも売れやすくなるアイテムなので、高価買取が期待できます。
円安の時期に査定に出す
海外高級時計は、円安ドル高になると価格が上昇するため、新品のものは購入しづらくなります。すると、中古品への需要が高まります。需要が高まることで、中古品でも価値が上がり、結果としてより高額な価格で買取してもらえます。
複数の買取業者に査定を依頼する
時計を売る際は、最初から一つの買取業者に決めるのではなく、複数の買取業者に査定してもらいましょう。
これは、最も高い価格をつけた買取業者に売るためではありますが、他にもいくつか理由があります。
まず、一つの買取業者に絞ってしまうと、本来よりも遥かに低い価格をつけられた場合にも、そうとは気づけません。買取業者の中には、時計を相場よりも安く買い取ろうとする悪質な業者もいます。このようなリスクを必ず避けるために、複数の買取業者に査定を依頼することは大切です。
次に、同じ時計の買取業者といっても、各々が持っている販路は異なります。買い取る時計の需要が非常に高い販路を持っていれば、その分、買取価格を上げられますし、一方で需要が高い販路がなければ、買取価格は上げにくいです。販路は買取業者の情報を調べてもわからない部分になります。実際に査定に出して価格をつけてもらわなければ、買取価格を高くしてもらえるかどうかわかりません。
以上が、複数の買取業者に査定を依頼すべき理由です。
買取の際の注意点について
時計買取においては、注意しておくべきポイントがいくつかあります。
トラブルや後悔を未然に防ぐためにも、以下をチェックしておきましょう。
時計の買取相場や、買取業者の情報などの下調べを入念にしておく
売りたい時計の買取相場は、あらかじめ調べて把握しておきましょう。買取業者ごとに買取相場としている価格も異なるため、複数のサイトを見ておくことがポイントです。また、相場より明らかに低い価格を提示してきたり、強引に買取しようとしたりする悪質な買取業者も存在するため、買取を検討している業者の情報や評判などは詳しく調べておきましょう。
預かり証を発行してもらう
時計は、査定に時間がかかることがあり、長ければ数日にもおよぶことがあります。実際に査定してもらう際に「時間がかかるので預からせてほしい」などと言われ、時計が一瞬でも自分の目から離れることになった場合は、必ず預かり証を発行してもらいましょう。預かり証には、日時や担当者名、時計の状態まで、詳細な情報が記載されます。また、その場で仮査定額を出してもらい、万が一の紛失リスクに備えることも大切です。
買取業者が時計を一旦預かるとなった場合、預かり証が発行されるのが一般的ですが、要求しても何かと理由をつけて断られた場合は、査定を取りやめた方が良いでしょう。
買取価格に不満があったら売らない
買取価格を提示され、思ったよりも価格が低く、がっかりすることもあるでしょう。その場合は、迷わず買取を断るのがおすすめです。別の買取業者であれば、より高い価格をつけてもらえるかもしれませんし、円安やボーナス前など買取価格が上昇する時期なら、満足のいく買取価格になるかもしれません。
時計は、日々買取相場が上下しています。買取価格に不満がある状態で売っても、後悔が残ってしまうでしょう。尽くせる手はすべて打ち、納得した状態で売るのがベストです。
ローンが残っている時計は売れない
数百万円にもおよぶ高級時計であれば、ローンを利用して購入された方もいるのではないでしょうか。その中には、経済的な事情や、魅力を感じなくなったなど様々な理由から、ローン返済期間中であっても、その時計を手放したいと思われる方もいるかもしれません。
しかし、ローン返済期間中の時計は売ることができません。ローン返済期間中の時計の所有権はローン会社になるため、勝手に売ってしまうと法的な措置をとられる可能性が浮上します。
また、買取業者もローンで購入した時計に関しては、完済証明書の提示を求めるところが多いので、買い取ってもらうことはほぼ不可能でしょう。
ローン返済期間中の時計は、完済後に売却を検討しましょう。