よくわかる!ブランド買取のお役たち情報
買取方法(出張、宅配、店舗)について
ブランド品買取には、一般的に以下の3つの方法があります。
・店舗での買取
・出張買取
・宅配買取
それぞれにメリット・デメリットがあり、人によって最適な買取方法は異なります。詳しく解説しますので、ぜひ買取方法選びの参考にしてください。
店舗での買取
売りたいブランド品を直接店舗に持ち込んで買取してもらう方法です。
メリット
・自分の好きなタイミングで買取をおこなえる
・価格交渉がしやすい
・店舗や店員の雰囲気がわかって安心できる
・10分程度で完了することもある
デメリット
・ブランド品を持っていく手間がかかる
・店舗が遠い場合は利用しづらい
・店舗に行くための交通費がかかる
・店舗の営業日・営業時間内におこなう必要がある
直接持ち込んでの取引となるため、コミュニケーションが取りやすい、手続きがスムーズという点がメリットです。一方で、店舗にブランド品を持っていったり、営業日・営業時間に合わせなければならなかったりと、負担は多めになります。かさばるブランド品を複数売りたい場合だと、負担はより大きくなるでしょう。
出張買取
買取業者を自宅に招いてブランド品を買取してもらう方法です。
メリット
・ブランド品を運んだり、梱包したりする手間がない
・予定していたもの以外の査定もしてもらえる
・価格交渉がしやすい
・クーリング・オフの対象になる
デメリット
・他人を自宅に入れる必要がある
・事前に予約を取り、買取業者のスケジュールに合わせなければいけない
・査定結果に不満があっても断りにくい
・トラブルが起きやすい
自分でしなければならないことがないため、最も負担が少ない買取方法です。また、クーリング・オフが適用されるため、8日以内であれば、後から買取価格に不満を持ってもキャンセルできます。しかし、出張買取では「押し買いされた」「売ってくれるまで帰らないと言われ、長く居座られた」など、トラブルが発生する事例が他の買取方法よりも多いです。
宅配買取
売りたいブランド品を梱包し、買取業者に送って買取してもらう方法です。
メリット
・他人と顔を合わさずに済む
・プライバシーを守れる
・自分の好きなタイミングで買取をおこなえる
・店舗が近くになくても買取をおこなえる
デメリット
・価格交渉がしづらい
・梱包の手間がかかる
・代金が手に入るまで時間がかかる
・買取業者とコミュニケーションが取れない
基本的に梱包して送るだけで、他人と顔を合わせたり、コミュニケーションをとったりする必要がなく、気楽におこなえる買取方法です。ただ、それゆえに価格交渉はしづらいです。また、荷物が届いてからの査定となるため、代金がすぐには手に入らないことがデメリットでしょう。
買取業者の選び方について
満足のいくブランド品買取を実現するためには、買取業者の選定に失敗しないことが最も重要となります。しかし、ブランド品買取をしている業者は非常に多いです。どういった基準をもとに買取を依頼する業者を選べば良いのか、わからない方も多いのではないでしょうか。
そこで、ブランド品買取において買取業者を選ぶ際に基準としたいポイントを具体的に解説します。
売りたいブランド品の買取実績が多い
多くの買取業者は、自社のホームページでブランド品の買取実績を公開しています。その中で、自分が売りたいブランド品の買取実績が多いか、確認してみましょう。例えば、ブランドバッグを売りたいのであれば、ブランドバッグの買取実績が豊富か、ブランドジュエリーを売りたいなら、ブランドジュエリーの買取実績が豊富かを見ます。
もし、買取実績がなかったり、買取実績の数が乏しかったりした場合、そのブランド品の査定士の経験が浅いもしくは、質が良くないという可能性が考えられます。
反対に買取実績が多ければ、それだけ多くの数のブランド品の査定をしてきた査定士がいる証明になるため、安心して買取を依頼して良いでしょう。
また、買取実績には、実際に買取されたブランド品とその買取価格が記載されているため、自分の売りたいブランド品がどれくらいの価格で売れるのか、目安をつける参考にもなります。
買取強化を実施している
買取業者のホームページを見ると、バッグやジュエリーといったブランド品の種類や特定のブランド名に「買取強化中!」と添えられていることがあります。これは「期間限定でこのブランド品をより高く買い取る」ということを示しており、特にそのブランド品の需要が高まっているときに設定されることが多いです。
買取強化中のブランド品は、普段よりも買取価格が10%上乗せされることもあり、この機会を見逃すには惜しいです。期間限定なので、買取強化が実施されていた場合は、できるだけ早く査定をしてもらうと良いでしょう。
評判が良い
Google MapやSNSなどで、買取業者の評判を見ておきましょう。
ポジティブな口コミが多ければ、その買取業者と取引して満足した人が多いということです。反対に、ネガティブな口コミが多かったり、不安になるような口コミが複数書かれていたりする場合は、その買取業者は避けた方が無難です。
店員や査定士の対応が良い
これは、実際に店舗に来店したり、出張で査定してもらったりした際にしかわかりませんが、店員や査定士の対応の良さも重要です。
対応に満足できると、買取自体への満足度の向上にも繋がるため、実際に査定を依頼した際は、気に留めておきましょう。
高く売る方法について
ブランド品を売るのであれば、可能な限り高額な価格で買い取ってもらいたいものです。そこで、ブランド品を高く売る方法を紹介します。
重要なのは、買取をおこなうまでの事前準備です。以下で紹介するポイントをしっかりと押さえて、高価買取を実現しましょう。
買取の前に簡単な掃除をおこなう
売りたいブランド品は、軽く掃除をしてから査定に出しましょう。
ここで重要なのは「あくまで軽く掃除すること」です。埃を取り除いたり、表面を乾いた布で優しく拭いたりする程度で問題ありません。市販のクリーナーや薬品を使って本格的にきれいにしようとすると、かえって傷をつけてしまったり、劣化させてしまったりすることがあります。
保証書や付属品を一緒に査定に出す
保証書や付属品、購入時の箱、保存袋などがあれば、必ず一緒に査定に出しましょう。
保証書があることでブランド品が正規品であると証明でき、その価値は揺るがないものとなります。また、付属品があれば、セットとしてその分買取価格がアップすることが期待できますし、購入時の箱や保存袋があれば、プレゼント品としての需要に応えられるため価値が高まります。
値上げ交渉をする
値上げ交渉として有効なのは、あらかじめ希望の買取価格を伝えることや、他の買取業者での査定価格を伝えることです。
希望の買取価格は、売りたいブランド品の買取相場の情報を、いくつかのサイトから収集して決めると良いでしょう。
買取業者は、当然ながらブランド品を買い取るために査定をおこなうので、売る側の希望の買取価格に、可能な限り沿いたいと考えます。また、他の買取業者の査定価格が提示されれば、それを上回る額で買い取りたいはずです。具体的な価格を伝えるのが、高価買取のためには非常に重要なポイントです。
複数の買取業者で相見積もりをとる
査定を依頼する際は、一社だけではいけません。複数の買取業者で相見積もりをとり、最も高く買い取ってくれる買取業者に売りましょう。
買取業者の中には、悪質業者と呼ばれる存在もあります。もし査定を依頼した一社が悪質業者であった場合、たとえ不当な価格をつけられても、そうとは気がつかずに売ってしまうことになります。
また、買取業者によって販路は異なり、得意としている、すなわち高く売れるブランド品が異なります。販路はインターネットなどで調べるだけではわからないため、複数の買取業者で相見積もりをとることが、高価買取にはベストな方法といえるのです。
買取の際の注意点について
ブランド品の買取の際には、いくつか注意点があります。
以下で紹介する内容を押さえておけば、ブランド品買取に失敗するリスクを限りなく低くできるはずです。
ブランド品の買取相場や買取業者の情報などの下調べを入念にしておく
売りたいブランド品の買取相場は、あらかじめ調べて把握しておきましょう。買取業者ごとに買取相場としている価格も異なるため、複数のサイトを見ておくことがポイントです。また、相場より明らかに低い価格を提示してきたり、強引に買取しようとしたりする悪質な買取業者も存在するため、買取を検討している業者の情報や評判などは詳しく調べておきましょう。
よくあるトラブルと対処法を知っておく
「買取価格に不満があったものの、断れずに売ってしまった」
「価格交渉をしたが、大して価格が上がらず不満だった」
「売った後に、他の店の方が高く売れると聞いて、キャンセルしたいと言ったが断られた」
ブランド品買取では、このようなトラブルや不満の声が後を絶ちません。
自身のブランド品買取ではそのようなことがないよう、インターネットやSNSでよくあるトラブルと対処法を事前に知っておきましょう。
よくあるトラブルを回避するための基本的なポイントとしては「査定価格に不満があればきっぱりと断ること」「あらかじめ複数の買取業者を選定しておき、相見積もりをとってから買取してもらう買取業者を決めること」が挙げられます。この2点は必ず押さえておきましょう。
偽物や、状態が悪いものは買取を断られることがある
売りたいブランド品が偽物もしくは、偽物かもしれないと判断したとき、買取業者は買取を断ります。また、ブランド品に傷があったり、ぼろぼろだったりと、状態が悪いものについても買取を断られることがあります。ブランド品が、コピー品といった明らかな偽物である場合は、どの買取業者でも買取を断るでしょう。これは、ブランド品の偽物を販売することが、商標権の侵害や詐欺罪といった違法にあたるからです。しかし、中には本物であっても、ロゴや縫い目のずれなどで偽物と判断されることがあります。そのような場合や、ブランド品の状態が悪い場合も、他の買取業者なら買取してくれるかもしれないため、一社で断られたからといって諦めるのは早計といえます。
身分証明書が必要
ブランド品の買取には、身分証明書の提示が必須です。これは古物営業法第15条にて定められていることなので、身分証明書がない場合は買取ができません。必ず持参するようにしましょう。