繊細な輝きを放つブランド指輪は高価であるため、数年~数十年単位で持っておくという考えが一般的です。
しかし、歳を重ねてから指輪のサイズが合わなくなってしまいつけられなくなった、という方も多いのではないでしょうか?
つけられなくなったブランド指輪は、買い取ってもらうのがおすすめです。
こちらの記事では、ブランド指輪の買取についてご紹介しています。
素材別の買取相場や高く売るためのポイントなどについても説明していますので、ぜひ参考にしてください。
どんな指輪が買取対象になる?
以下の4つの項目に当てはまる指輪は買取対象となる可能性があります。
- 長期間使っていない指輪
- 自宅にしまいっぱなしの指輪
- 捨てるにはもったいない高価な指輪
- ケースや付属品がない指輪
ここからは、上記の項目に当てはまる指輪について、それぞれ解説していきます。
長期間使っていない指輪
長期間使っていない指輪は今後も使われない可能性が高いため、十分買取対象となりえます。
使わずに保管しておくだけではもったいないので、買取業者に売却することをおすすめします。
自宅にしまいっぱなしの指輪
自宅の引き出しにしまいっぱなしになっている指輪も、売却すれば思わぬ高額での買取となるかもしれません。
好みが変わったりサイズが合わなくなったりして着けなくなった指輪があるなら、ぜひ一度査定に出してみましょう。
捨てるにはもったいない高価な指輪
劣化したり破損したりして着けられなくなったけど、もったいなくて捨てられない、という指輪も買取対象になります。
思い出が詰まっている指輪は捨てるに捨てられないものです。
黒ずんでいたり石が取れていたりしても買い取ってもらえることがあるので、一度査定に出してみましょう。
ケースや付属品がない指輪
業者によっては、ケースや付属品がない場合でも買い取ってもらえる可能性があります。
査定額は下がってしまいますがお金に変えられる分、そのまま処分してしまうよりもお得なので、指輪単体だけでも買い取ってもらいましょう。
指輪の素材別の買取相場
指輪は、使われている素材によって買取相場が異なります。
また、貴金属やダイヤモンドなどの相場は日々変動しているため、売りに出す前に調べておくのがおすすめです。
以下では、素材別の買取相場について解説します。
プラチナ
プラチナは、婚約指輪や結婚指輪で人気の素材です。
買取相場は、2023年10月23日時点で1グラム4,678円となっており、Pt1000で4,600円、Pt950で4,360円となっています。
指輪に使われているプラチナのグラム数は、シンプルなデザインのものであれば約4~5グラムほどなので、掛け合わせることで大体の相場価格が分かります。
しかし、プラチナの買取金額は純度によって変動するため、売りに出したい指輪に使われているプラチナの純度を事前に確かめておくことが重要です。
金
金は、純度を示すK(カラット)で価値が変わり、K18やK24など数字が大きいほど純度が高くなります。
売りに出したい指輪のカラットを調べたい場合は、指輪に刻まれているカラット数の刻印を見てみるとよいでしょう。
買取相場は、2023年10月23日時点で1グラム10,389円となっており、K18なら7,790円、K24なら10,180円となります。
シルバー
シルバーは比較的安価であるため、他の素材と比べて大幅に買取価格は下がってしまいます。
買取相場は、2023年10月23日時点で1グラム117円で、Sv1000で111円、Sv925で99円となっています。
いずれも、金やプラチナなどと比較すると非常に安価な買取価格となっています。
ダイヤモンド
ダイヤモンドの買取価格は、カラット数やカラー、カット、透明度を表すクラリティなどのさまざまな要素によって決められており、他の素材よりも評価基準が複雑なため、買取相場を出すことが非常に困難な宝石です。
カットはGood、Verygood、Excellentなどのランクで表され、クラリティはVVS1、VVS2などのランクで表されます。
カラーは、D~Zまでのアルファベットで表され、Dに近いほど無色とされています。
ブランド指輪を高く売るためのポイント
ブランド指輪をできるだけ高く売るためには、以下のポイントに気をつける必要があります。
- 査定に出す前に手入れしておく
- 付属品を揃える
- まとめて売る
ここからは、上記のポイントを1つ1つ解説していきます。
査定に出す前に手入れしておく
指輪は日常的に身に付けるもののため、使用しているうちに汚れや傷がつきやすいです。
そのため、査定に出す前に自分でできる範囲でお手入れをしておくことで、査定額をアップしてもらえやすいです。
布で軽く表面を拭くだけでもお手入れになるため、こまめなクリーニングを心がけましょう。
付属品を揃える
付属品を揃えておくことは、査定額をアップを狙ううえで重要です。
付属品の有無は、売りに出す商品がブランドものや高級品であるほど、査定に影響を与えやすいです。
また、ダイヤモンドなどの宝石付きの指輪の場合は、購入時に鑑定書や鑑別書が付いてくることがあります。
保証書や鑑定書などは、指輪の品質を証明するための重要な書類のため、購入時についてきた付属品は全て揃えて査定に出しましょう。
まとめて売る
着けなくなった指輪が複数ある場合は、まとめて売りに出すことで査定額がアップする可能性があります。
業者によっても、複数点をまとめて査定することで作業効率のアップとコストカットができるため、両者にとってもメリットがあると言えるでしょう。
結婚指輪は買い取ってもらえる?
不要になった結婚指輪は買い取ってもらえるのでしょうか?
ここからは、結婚指輪の買い取り事情について解説します。
結婚指輪の買取相場
結婚指輪の買取相場も、普通の指輪と同様に指輪に使われている素材によって異なります。
素材の買取相場は、日々変動するため査定に出す際は、事前に素材の相場を調べるのがおすすめです。
さらに、査定に出す際は、保証書や鑑定書があると査定額アップに繋がるかもしれません。
また、指輪は、経年劣化していたとしても、磨いたりリカットしてリニューアルしたりすることで、再び高く販売できます。
そのため、購入から数十年経過している指輪でも買い取りが可能なため、不要になったらすぐに売りに出すのがおすすめです。
刻印入りの指輪は買い取ってもらえる?
結婚指輪には、自分たちのイニシャルや入籍日を刻印として刻む方も多いのではないでしょうか。
刻印を刻むことで特別感が増すため人気の高い演出ですが、実は買取時に刻印があることがマイナスとなってしまうことがあります。
しかし、素材としての買取の場合は、刻印の有無は問題にはならないため、安心して査定に出しましょう。
一方で、再販を見越した買い取りの場合は、刻印を加工消す必要があるため、加工代が査定額から引かれて安く買い取られてしまうこともあるため、注意が必要です。
高く買い取ってもらえる指輪のブランドとは?
指輪の中には、特に高く買い取ってもらえる人気の高いブランドがあります。
ここからは、特に人気の高い指輪のブランドを3つご紹介します。
ティファニー
ティファニーは、ティファニーブルーと呼ばれる水色がシンボルカラーのジュエリーブランドです。
幅広い年代の女性から支持されており、多くのハリウッド女優やインフルエンサーに愛用されるなど、高い知名度を誇っています。
シルバージュエリーを世に生み出したブランドでもあり、上品でシックなデザインから贈り物やパーティーシーンなどで重宝されています。
カルティエ
カルティエは、フランスを拠点にする高級ジュエリーブランドです。
優れたデザインと職人技術による品質の高さから、多くのセレブやジュエリー愛好者に愛されており、世界で最も権威のあるラグジュアリーブランドとも言われています。
カルティエの代表的な指輪として、リングが絡み合ったデザインの「トリニティ リング」やダイヤモンドが中央にセットされた「ソリテール リング」などがあります。
ハリーウィンストン
ハリーウィンストンは、ダイヤモンドへのこだわりが強いブランドとして知られており、「キング・オブ・ダイヤモンド」とも呼ばれています。
その呼び名の通り高いダイヤモンドのクオリティを誇り、ハリーウィンストンのジュエリーを身に付けることがステータスとされるなど、女性の憧れを一身に集めています。
ダイヤモンドを贅沢に使用したクラシックでエレガントなデザインが特徴で、ハリウッドのスターやイギリス王室からも愛用されるほど世界的に人気です。
まとめ
使わなくなった指輪はなかなか処分できないものですが、買取業者に売りに出せば、高値で売れることがあります。
引き出しに指輪をしまいっぱなしで処分に困っている方は、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。
特に、ティファニーやカルティエ、ハリーウィンストンなどの人気の高いブランドであれば、高く買い取ってもらえる可能性があります。
また、指輪の買取相場は使われている素材によって大きく異なります。 素材の買取相場は日々変動しているため、査定に出す前に予め相場をチェックしておくのがおすすめです。