不要な時計を手放すのであれば、少しでも高く売りたいものです。
しかし、どうすれば時計を高く買い取ってもらえるのか、わからない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、時計を高く売るコツや買取時の注意点について解説しています。
後悔しない買取業者の選び方もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
時計の買取価格をアップさせるための6つのコツ

時計を売る際、ちょっとしたコツをおさえておくことで買取価格をアップさせられることがあります。
ここでは、時計の買取価格をアップさせるための6つのコツについてご紹介いたします。
①綺麗にして売る
時計の買取では、購入した時の状態に近いほど、買取価格が上がる可能性があります。
そのため、ホコリや皮脂など自分で落とせる汚れは、なるべく落としてから売るのが重要です。
ただし、時計に使われている素材によっては、本体に傷がつくおそれがありますので注意しながら掃除をしましょう。
傷つきやすい素材の場合は、クロスなどの柔らかいもので軽く拭き取るだけでも十分綺麗になります。
②付属品をそろえる
時計の買取では、付属品を用意するのも重要です。
付属品とは、下記のようなものを指します。
- 箱
- 保証書
- サイズ調整で余ったコマ
- 替えのベルト
- ノベルティグッズ(限定品の場合)
高級時計や希少価値の高いモデルなどは、付属品が全て揃っているケースの方が稀とされています。
そのため、付属品が揃っている時計は買取価格がアップする可能性があるのです。
失くしたり保管場所がわからなくなったりしないようにするため、付属品は同じ場所にまとめて保管しておくようにしましょう。
③修理の証明書を付けて売る
過去に修理を受けられている方は、修理した時の明細や証明書を時計と一緒に付けるのもおすすめです。
時計の保証書がない場合でも、正規店の修理明細や証明書があると時計が本物である証明になります。
売却前にわざわざ修理を行う必要はありませんが、直近に修理を行っている場合は必ず明細や証明書をつけるようにしましょう。
場合によっては買取後のメンテナンスが不要と判断され、かかる費用分の買取価格がアップする可能性があります。
④なるべく早く売る
時計が汚れたり、壊れたりする前に売却するのも重要です。
時計はどんなに丁寧に使っていても、時間が経つと劣化します。
ヴィンテージ時計は高値で売れる印象がありますが、それは希少価値の高いヴィンテージモデルのみです。
基本的には、機能性に優れている新しいモデルが高価買取の対象となりますので、劣化が進む前に買取に出すのも選択肢のひとつといえるでしょう。
⑤タイミングよく売る
時計には高く売れるタイミングがあります。
- 円安の時期
- 入学や就職の時期
- ボーナスがでる時期
例えば、円安の時期です。
ロレックスやパテックフィリップなど有名な高級時計ブランドは、海外ブランドが多く、輸入品となります。
そのため、輸入品の価格が上がる円安の時期は、中古品の需要が高まるため買取価格が必然的にアップするのです。
また、入学や就職の時期に売却するのもおすすめです。
この時期には、入学や就職のお祝いとして時計を買う方が増える傾向にありますので、時計が売れやすくなります。
ボーナスの時期に売却するのも良いでしょう。
自分へのご褒美に時計を買う方が増えるため、業者が品揃えを充実させるために買取を強化する可能性があります。
買取価格がアップしやすくなるため、以上のようなタイミングにあわせて時計を売却するのがおすすめです。
⑥複数の買取業者で相見積もりをする
複数の買取業者で相見積もりをとるのも重要です。
時計の買取価格は買取業者ごとに異なるため、1社のみに査定を依頼すると、提示された査定金額が高いのか低いのか判断できません。
複数の買取業者で買取価格を比較し、一番高く買い取ってもらえる業者を選びましょう。
時計を売る方法

時計はどこで売るかによって、それぞれ特徴が異なります。
ここでは、時計を売る4つの方法について解説いたします。
ネットオークション
1つ目は、ネットオークションで売却する方法です。
仕組みとしては、商品を出品し、一定期間に最も高値で入札した方に商品を売ります。
個人間で売買が成立するため、運がよければ買取相場を大幅に上回る価格で売れることもあるのが魅力です。
一方、写真でしか商品の状態が分からず、希望している価格で落札されない可能性もありますので、ご注意ください。
フリマアプリ
2つ目は、フリマアプリで売る方法です。
自分で販売価格を決めて出品できるため、希望していた買取価格と実際の価格が異なることはまずありません。
ただし、時計の売り手側も買い手側も専門家でない場合、相場より低い金額で売ってしまったり、値段を高く設定しすぎて売れなかったりする可能性があります。
時計を購入した店舗
3つ目は、時計を購入した店舗で売る方法です。
時計を購入した店舗が時計の買取を行っている場合、下取りとして時計を買い取ってもらえます。
ただし、店舗によっては買取を行っていない場合もあるため、利用する前によく確認しておきましょう。
買取業者
4つ目は買取業者に売却する方法です。
買取業者とは、買取を専門としている業者のことで、中には時計に精通している査定士が在籍している業者もあります。
時計の価値を理解した上で、市場価格を確認しながら査定してくれるため、適正価格で買い取ってもらえる可能性が高いのが特徴です。
また、店舗買取の場合はその場で現金化も可能なことが多いため、すぐにお金に替えたい方にもおすすめの方法といえるでしょう。
買取業者を選ぶ4つのポイント
時計を高価買取してもらうためには、業者選びが重要です。
買取後に後悔しないためにも、業者選びは慎重に行う必要があります。
ここでは、時計を安心して高く売れる買取業者選びの4つのポイントについて解説いたします。
①買取実績の有無
1つ目のポイントは、買取実績の有無です。
買取実績が豊富な業者は、実際に買取依頼をしている方が多い証明になるため、安心して依頼できます。
時計専門の買取業者でない場合は、時計の買取実績があるかどうかも合わせて確認しておきましょう。
②買取方法と手数料
2つ目のポイントは、買取方法と手数料の確認です。
買取方法には主に以下の3種類があります。
- 店舗買取…店まで行く必要があるが、その場ですぐに現金化できる
- 出張買取…家まで来て商品を査定してもらえる
- 宅配買取…商品を郵送するだけで買い取ってもらえる
それぞれの買取方法にメリットとデメリットがあるので、自分に合っている買取方法が利用できる業者を選びましょう。
また、手数料の有無も重要なポイントです。
査定料や商品を郵送する際の送料、キャンセル料などがかかると買取価格が下がってしまいます。
③専門性
3つ目のポイントは、時計に関する専門性の有無です。
時計の買取は、各ブランドの人気モデルや市場価値など、時計に関するさまざまな知見が必要となりますので、専門性が高い業者で時計を売却しましょう。
知識がない査定士に依頼してしまうと、相場よりも低い価格で査定されてしまうおそれがあります。
④接客態度
4つ目のポイントは、業者の接客態度です。
買取業者のWebページだけでどのような業者なのか判断するのは困難です。
信頼できる業者に依頼するためにも、買取業者のWebページだけでなく口コミサイトなどの情報を参考にしながら買取業者を選びましょう。
業者に依頼する際の注意点

時計を高く買い取ってもらうなら、買取業者の利用がおすすめです。
納得のいく取引をするためにも、業者に依頼する際の注意点をしっかり把握しておきましょう。
高価な時計は店頭買取または出張買取で売る
業者の買取方法には店舗買取、出張買取、宅配買取の3つがありますが、高価な時計を売る場合、宅配買取はあまりおすすめできません。
郵送の際に商品に傷が付くおそれがあるほか、信頼できない業者に送った場合のリスクも高くなってしまうためです。
そのため、高価な時計を売る場合は店舗買取または出張買取を利用するのがおすすめです。
ブランドでない時計は売れない可能性がある
ノーブランドの時計は雑貨の扱いになる場合が多く、値段がほとんど付かない傾向があります。
時計買取専門店の場合、ノーブランドの時計は買取不可となるケースも多いのでご注意ください。
1万円以下で購入できるような時計はまず売れないと思っておいた方がよいでしょう。
まとめ
時計を高く買い取ってもらうためには、下記6つのコツがあります。
- 綺麗にして売る
- 付属品をそろえる
- 修理の証明書をつける
- なるべく早く売る
- タイミングよく売る
- 複数の業者で相見積もりをとる
また、時計の高価買取にはコツだけでなく希望の価格で買い取ってくれる買取業者選びも重要です。
本記事で紹介した高価買取のコツと正しい買取業者の選び方を参考に、家に眠っている時計の買取を検討してみてはいかがでしょうか。