時計のキズは買取価格に影響する?傷つきやすいパーツや保管方法について解説

2023/11/29

時計についたキズは大きさや位置によって買取価格に重大な影響を与えることがあります。

この記事では買取価格に影響を与えやすいキズの種類や時計のキズを防ぐ方法について解説いたします。

キズのある時計の売却を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

時計のキズの買取価格への影響

ここでは、買取価格に影響を与えやすい時計のキズの特徴について解説いたします。

影響が小さいキズ

時計の買取価格への影響が小さいキズについてですが、一般的には外装研磨で取り除けるかどうかが基準となります。

時計のケースやブレスレットは研磨・洗浄することで新品に近い美しさを取り戻します。

買取業者も中古の時計に細かなキズがついていることはわかっているので、外装研磨によって取り除ける程度のキズであれば買取価格を大きく下げるということはありません。

そのため、将来売却することを考えている時計にキズがつくことを極端に心配する必要はないでしょう。

影響が大きいキズ

時計の買取価格への影響が大きいキズについてですが、ケースがへこんでいたり風防がひび割れている、といった外装研磨では取り除けないキズの場合、買取価格が大きく下がってしまうおそれがあります。

特に、パーツが欠損している場合は修理にかかる労力も大きく、その分買取価格も下がってしまうでしょう。

とはいえ、市場で人気のある時計の場合はどれほど状態が悪くても需要があるため、大きなキズがあるからといって諦めずに一度査定してもらうことをおすすめします。

時計にキズをつけないための注意点

外出時や保管時にできるだけ時計にキズをつけないための方法について解説いたします。

外出時の注意点

外出した際に時計にキズをつけないための注意点ですが、とにかく時計を硬いものに触れさせないようにすることが重要です。

たとえば時計を外して机に置く際は、必ずハンカチを下に敷いて時計と机が直接触れないようにしましょう。

また時計を身に着けた状態で外を出歩くと思わぬ拍子に硬いものにぶつかってしまうおそれがありますが、スーツやYシャツの袖の中に時計を隠すようにすると時計にキズがつくリスクを減らすことができます。

保管時の注意点

時計を保管しておく際の注意点ですが、最も重要なのは保管専用のケースを使うことです。

複数の時計をケースに入れずにまとめて保管してしまうと、時計同士が触れ合ってキズがつく原因となります。

そのため時計を個別にケースにいれて保管すると、安心してコレクションできるようになるでしょう。

また保管の際はキズだけでなく直射日光や湿気にも注意する必要があります。

革製のベルトや一部の文字盤は直射日光によって変色してしまうケースがあり、湿気は時計全体の劣化の原因となるので、風通しがよく、直射日光の当たらない場所で保管するようにしてください。

キズがつきやすいパーツ

ここでは、時計の中でも特にキズがつきやすい4つのパーツと、キズをつけないための対策について解説いたします。

風防

時計のパーツの中でも特にキズがつきやすいのが風防です。

風防は文字盤や針を覆うようにしてつけられている透明なパーツのことで、面積が広いためにちょっとした不注意ですぐにキズがついてしまいます。

現在、高級時計にはサファイアクリスタルガラスと呼ばれる高純度の酸化アルミニウム製の風防が多く使用されています。

しかし、プラスチックや一般的なガラスを使用した風防と比較すると、傷つきにくいものの机の角など硬く尖ったものにぶつけてしまうと欠けてしまったり、最悪の場合割れてしまったりすることもありますので、慎重に取り扱う必要があります。

ケース

時計のケースも非常に傷つきやすいパーツの一つです。

金属製のケースは一見丈夫そうに見えますが、身につけているうちにどうしても細かいキズがついてしまいます。

またケースの素材にはステンレススチールやチタンといった硬い金属だけでなく、ゴールドやプラチナといった軟らかい金属が使われていることもあります。

そのため、そういった軟らかい金属をケースに使用した時計を身につける際は、時計をつけた手を大きく動かさないなど、細心の注意を払うようにしましょう。

リューズ

リューズは時間やカレンダーを調整したり、ゼンマイを巻き上げるのに使用するパーツのことで、手を触れる機会が多いことからどうしてもキズがつきやすくなっています。

またリューズは操作しやすいようケースから飛び出したデザインになっていることが多いため、思わぬ拍子にぶつけてしまうことも珍しくありません。

買取の際もリューズの状態がよいかどうかは査定額に大きな影響を与えるので、時間の調整やゼンマイの巻き上げの際は余計な力を入れず、慎重に行うようにしましょう。

ベルト

ベルトもケースと同様にキズがつきやすいパーツです。

特に革製のベルトは金属製のベルトよりも遥かにキズがつきやすく、加えて変色やカビにも注意しなければなりません。

革製のベルトの取り扱い方ですが、まずきつく締めたり折り曲げたりするのは劣化の原因となるので避けましょう。

また長期間保管する際は湿度の低い場所で防虫・防カビ剤と一緒に保管するのがおすすめです。

革製のベルトは毎日身につけるとその分劣化が進みますので、可能であれば複数の時計を用意してローテンションで身につけるようにするとよいでしょう。

時計の劣化を防ぐメンテナンス方法

ここでは、時計が劣化する原因と自分でできる対策について解説いたします。

汗や油をふき取る

時計のメンテナンスの基本となるのは、汗や油のふき取りです。

時計を身につけた際に付着する汗や油は劣化の原因となり、買取価格にも影響を与えます。

ふき取る際は、マイクロファイバーのような表面がきめ細かい素材でできた乾いたクロスを使用するのがおすすめです。

また落ちにくい汚れがついてしまった場合は、綿棒の先端を少し濡らしてからこすると汚れを落としやすくなります。

もし時計が防水仕様になっているのであれば、思い切って水洗いするというのも一つの方法です。

着脱はトレーの上でおこなう

時計をメンテナンスする際に起こりがちなのが、メンテナンスをしようと時計を外した際に落としてキズをつけてしまった、という状況です。

こういった事態を防ぐためにも時計を着脱する際はトレーのような落としてもキズがつきにくいものの上で行うようにしましょう。

またハンカチを常に携帯しておくことでトレーがない場所でも安全に時計の着脱ができるようになりますので、時計とハンカチはセットで携帯することをおすすめします。

直射日光や高温多湿の場所を避けて保管する

直射日光や高温多湿の場所は時計にとって大敵です。

そういった場所に時計を放置しておくと劣化が進行しますので、絶対に避けるようにしてください。

また自分では注意して取り扱っていたつもりでも、外出中に直射日光が文字盤に当たって変色してしまうおそれもあります。

時計を日常的に身につけている場合、ある程度の劣化は避けられませんので、定期的にオーバーホールを行って少しでもよい状態を維持するようにしましょう。

風防のキズを自分で研磨する方法

もし時計の風防にキズがついてしまった場合、ごく小さなキズであれば自分で研磨をすることで修復できます。

研磨の方法ですが、ピカールやコンパウンドといった研磨剤をクロスにつけ、あとはキズが目立たなくなるまで磨きましょう。

この方法は一般的なガラスを使用した風防にのみ有効となっており、サファイアクリスタルガラスを使用した風防には使えませんのでご注意ください。

まとめ

時計のキズは美しさを損なうだけでなく、買取価格が下がってしまう原因にもなります。

時計の着脱の際は必ず椅子に座り、机の上で行うといった、ちょっとした工夫を心がけるだけでも時計にキズがつくリスクを大きく減らせるので、負担を感じない範囲で丁寧に時計を取り扱うようにしましょう。

また誤って目立つキズをつけてしまった場合は、そのままにせずできるだけ早く修理店に相談するようにしてください。

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