切手を購入した時に「デザインが好きだからこの切手を購入しよう」「足らなくならないように多めに買っておこう」と考えて、家に使用予定のない切手がたくさんありませんか。切手は郵送物に貼る以外にもたくさんの使用方法があります。本記事では具体的な切手の使い道を5つ紹介します。現金に換金できる方法も複数紹介しているのでぜひ見てみてください。
切手が余ってしまう要因
使用しない切手が家にたくさんある原因は以下のようなものがあります。
- 限定のデザインや好きなデザインの切手が発売されて、使う予定がないのに購入してしまう
- 同窓会や結婚式の招待状を送る為、多めに切手を購入した
- 大学受験の出願や就職活動の出願に使用した切手が残っている
このような理由で使い道のない切手を持っている人が多いです。近年だとSNSやメールが発達しているので切手を使用する機会はどんどん減るかもしれません。
切手の種類
切手には大きく分けて4つの種類があり、普通切手、記念切手、プレミアム切手、オリジナルフレーム切手があります。
普通切手は、通常時にコンビニや郵便局で購入できる切手です。送料(郵便料金)を払った証明として購入できます。
記念切手は、イベントなどで発行される5〜10枚綴りで発行される切手です。普通切手とは異なり特別なデザインが描かれています。
プレミアム切手は、オリンピックなどの大きなイベントで発行される切手で、記念切手と同じく特別なデザインが描かれています。販売方法が抽選の場合も多く希少価値が高いものが多いです。
オリジナルフレーム切手は地域をモチーフにした切手でシートごとに販売されています。販売枚数が限定されていることが多く、希少性が高い切手です。
このように抽選販売や生産枚数が限られている切手は希少性が高く収集しているコレクターがいる可能性があります。
余った切手の活用方法を5つ紹介
実際に余っている切手の活用方法を5つご紹介します。様々な方法があるので自分に合う方法を探してみてください。
郵便代金の支払い
郵便局では余った切手を直接現金に変えることはできませんが、他の代金の支払いに使うことができます。
具体例は以下の通りです。
- 手紙
- ゆうパック
- 書留の郵送物
- 速達の郵送物
- 着払い料金
基本的に荷物に関する料金を切手で支払いが可能です。荷物を送る事が多い方にはおすすめの使い道でしょう。
郵便局で別の商品と交換する
郵便局では荷物に関する支払い以外にも、切手で別の商品と交換することが可能です。
具体的には以下の商品と交換可能です。
- 別の切手
- はがき
- レターパックなどの特定封筒
これらの商品は交換をする際に交換手数料が発生します。郵送物の代金支払いに使用する物に関しては手数料が発生しません。詳しくは郵便局の公式HPをご覧ください。
金券ショップや買取業者を利用
金券ショップや買取業者を利用することで切手を現金に換金することができます。買取業者の場合プレミアム切手や記念切手を査定してくれるので、最終的な査定結果が切手の額面よりも高くなる事もあります。金券ショップの場合は再利用されることが多いので、普通切手をより額面に近い値段で買取を行ってくれます。また買い取ってもらう場合はシート状の物のほうが価値が上がるので、シート状で保管している人は切手を切り外さないようにしましょう。
フリマアプリやオークションで販売
フリマアプリやオークションで販売することでも切手を現金化することができます。自分で販売したい値段で売ることができるのが特徴です。自分の持っている切手の相場を検索してから売ると売れやすいでしょう。同じ額面の切手を束で販売すると業者が買い取ってくれる場合もあります。また、フリマアプリやオークションサイトの規約で切手の売買ができない所もあるので規約をよく読んでから販売するようにしましょう。
ボランティア団体に寄付を行う
ボランティアに切手を送ることで発展途上国の支援や貧困層の子供たちに支援を行うことができます。しかし、切手の仕分けや送料を自己負担しなくてはいけない点など、切手の送り主が負担になることがあります。少し大変でも寄付を行いたい方は、ぜひ寄付を行って見てください。
換金、支払い、交換、寄付のように切手には様々な使い道があることがわかりました。使わない切手は捨てずにぜひ他の使い道を探してみてください。
使用済み切手の使い道
未使用の切手のいろいろな使い道を紹介しましたが、実は使用済みの切手にも使い道があります。
買取業者やオークションで販売する
使用済み切手は売れないと考える方も多いかもしれませんが、珍しい切手や希少価値の高い切手を持っている場合は思わぬ高額で売却できる可能性があります。
切手買取業者で買い取ってもらう場合
切手専門の買取会社は市場価値をよく把握しており、公正な価格で買い取ってくれることが多いです。買取会社を選ぶ際には、信頼性の高い業者を選ぶようにしましょう。口コミやレビューを見ることで、過去の取引実績や評価を確認することができます。また、複数の買取会社に見積もりを依頼し、比較することで最も有利な条件で売却することができます。査定を依頼する際には、切手の状態や保存状況を正確に伝え、詳細な説明を求めると、適正な価格が提示されやすくなります。
オークションで販売する場合
オークションは、特に希少価値の高い使用済み切手を高額で売却するチャンスがある方法です。オークションにはオンラインオークションとオフラインのオークションがあります。オンラインオークションは手軽に参加できるため、多くの人にとって利用しやすい方法です。eBayやヤフオク!などのプラットフォームでは、使用済み切手を簡単に出品できます。また、オークション終了時の価格を高めるために、適切な開始価格を設定し入札者を引きつける工夫が重要です。ほとんどのオークションサイトでは使用済みの切手の取引は可能なので規約の確認も必要ありません。
オフラインのオークションは、専門のオークションハウスで行われます。こちらは入札者が直接現地に赴くため、熱心なコレクターが多く集まる傾向があります。オークションハウスを利用する場合は、出品手数料や販売手数料について事前に確認しておくことが重要です。
非営利団体への寄付
多くの非営利団体は、使用済み切手を集めて資金調達や支援活動の一環として活用しています。切手の寄付は新たな価値を生み出すことができます。仕組みは寄付された切手を、非営利団体がコレクターに買い取ってもらうことで非営利団体に寄付を行うことができます。
具体的な団体は、国際支援団体や国内の福祉団体が使用済み切手の寄付を受け付けています。例えば、国際赤十字社やユニセフ、地元の慈善団体などが挙げられます。
使用済み切手の寄付方法は団体ごとに異なります。多くの場合は、切手を切り取って封筒に入れ、指定された住所に送付するだけで済みます。寄付する際には、切手を切り取る際に周囲の紙を1センチ程度残すようにすることが推奨されます。これは、切手が破損するのを防ぐためです。大量の切手を寄付する場合は、事前に団体に連絡して詳細を確認すると良いでしょう。
一部の団体では、切手をアート作品として再利用したり、教育プログラムの一環として使用したりすることがあります。切手を寄付することで教育にも役立てることが可能です。
これから切手を寄付しようと考えている方は、ぜひ非営利団体の活動内容や寄付方法を調べ、自分に合った団体を選んで寄付を行ってみてください。
まとめ
切手の使い道に困る人は、次に使う時のために買った切手をそのまま使わないことで、切手の使い道がなくなってしまうことが多いようです。切手は郵便局でほかの支払いに使用できたり、買取業者を利用して現金化することが可能です。また使用済みの切手も活用できるので、切手を捨てずに集めると良いかもしれません。本サイトでは切手を高価買取している業者を紹介しているので、ぜひこちらのページも見てみてください。