【2025年最新】ロレックス クォーツ(オイスタークォーツ)の相場はいくら?歴史・特徴・資産価値を徹底解説

2025/12/25
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「ロレックスといえば自動巻き」というイメージが強い中で、異彩を放つ存在である「クォーツモデル」。

お手元に、電池切れで止まってしまったロレックスをお持ちではありませんか? あるいは、人とは違うロレックスを探していて、独特な角張ったデザインの「オイスタークォーツ」に辿り着いた方もいるかもしれません。

実は今、このロレックスのクォーツモデルが、世界的な時計市場で急速に再評価されています。

1970年代の「クォーツショック」という歴史的背景の中で生まれたこの時計は、単なる電池式時計とは一線を画す、ロレックスの執念とも言える技術の結晶だからです。一部のモデルには、かつての定価を遥かに超えるプレミア価格がついています。

しかし一方で、製造終了から長い年月が経ち、メンテナンスの限界も近づいています。

この記事では、ロレックス クォーツ(オイスタークォーツ)の歴史的背景から、機械式をも凌駕すると言われる内部構造、そして2025年現在の最新中古相場までを徹底解説します。

購入を検討されている方、あるいは売却を迷われている方が、この時計の真の価値を理解し、後悔のない選択をするための判断材料となれば幸いです。

ロレックスのクォーツ(オイスタークォーツ)とは?

ロレックスの歴史において、クォーツモデルは決して「安価な廉価版」ではありませんでした。むしろ、当時の最先端技術を駆使し、機械式時計以上のコストと情熱を注いで開発された「未来の時計」だったのです。その誕生には、スイス時計産業の存亡をかけたドラマがありました。

誕生の背景:クォーツショックと「ベータ21」

1960年代後半、セイコーを中心とする日本の時計メーカーが開発した高精度なクォーツ(水晶)腕時計の登場は、数百年にわたるスイス機械式時計の伝統を脅かす「クォーツショック」を引き起こしました。

これに対抗するため、ロレックスを含むスイスの主要メーカー約20社(オメガ、パテック・フィリップなど)は結束し、コンソーシアム「CEH」を設立。1969年に共同開発ムーブメント「Beta-21(ベータ21)」を完成させました。

このBeta-21を搭載し、1970年に発表されたのが、ロレックス初のクォーツ時計「Ref.5100」、通称「テキサン(The Texan)」です。

1,000本限定で生産されたこのモデルは、ロレックスで初めてサファイアクリスタル風防を採用するなど革新的でしたが、他社とムーブメントを共有することは「完全自社製造」を掲げるロレックスの哲学とは相容れないものでした。

5年の歳月をかけた「オイスタークォーツ」の完成

Ref.5100の発表後、ロレックスはCEHを脱退し、独自にクォーツムーブメントの開発に着手しました。約5年の歳月をかけ、1977年に満を持して発表されたのが「オイスタークォーツ」です。

デイトジャスト用の「Cal.5035」と、デイデイト用の「Cal.5055」を搭載したこのシリーズは、防水性能を持つオイスターケースに収められ、ロレックスの新たなスタンダードとして市場に投入されました。

デザインの特徴:ジェラルド・ジェンタの系譜

オイスタークォーツの外観は、従来のロレックスの丸みを帯びたフォルムとは全く異なります。

ケースとブレスレットが一体化した「インテグレーテッド・デザイン」、そしてラグからケースサイドにかけて施された鋭角的な面取りは、1970年代のトレンドを象徴するものです。

このデザインはオーデマ・ピゲの「ロイヤルオーク」を彷彿とさせる70年代特有のスタイルです。ジェラルド・ジェンタ氏がデザインしたという説もありますが、確証はなく、諸説ある状態です。

ロレックス クォーツの圧倒的な技術とスペック

「電池式だから作りが簡素」と思ったら大間違いです。オイスタークォーツの中身は、現代の一般的なクォーツ時計とは比較にならないほどオーバースペックに作られています。

機械式と融合したハイブリッド・ムーブメント

オイスタークォーツのムーブメントは、「一生モノ」として修理・分解ができるように設計されています。

最大の特徴は、針を動かす駆動機構に、機械式時計と同じ「アンクル」や「ガンギ車」を使用している点です。これにより、オイスタークォーツは耳を澄ますと「チッ、チッ」という、金属が噛み合う大きな運針音が聞こえます。この「爆音」とも表現される音こそが、堅牢なメカニズムの証なのです。

芸術的な仕上げと温度補正機能

裏蓋を開けなければ見えない内部の基盤やブリッジには、機械式時計の高級機に見られる「ジュネーブストライプ」や「ペルラージュ装飾」が施されています。

また、機能面でも「温度補正」という先進的な機能を搭載。ムーブメント内の温度センサーが周囲の温度を感知し、アナログ回路が水晶の振動数を微調整することで、年差レベルの驚異的な精度を実現しました。後期モデルはすべてCOSCの認定を受けています。

【2025年時点】ロレックス クォーツの相場一覧

製造終了から20年以上が経過し、状態の良い個体が市場から減り続けている現在、オイスタークォーツの相場は上昇傾向にあります。ここでは、代表的なモデルの中古市場での価格は日々変動するため、具体的な数値については最新の市場データを確認することをお勧めします。一般的に状態の良いオイスタークォーツは上昇傾向にあるとされています。

オイスタークォーツ デイトジャスト(Ref.17000系)

ステンレススチールをベースとした、最もポピュラーで実用的なラインです。

モデル名 / 特徴2025年 相場目安
Ref.17000(ステンレススチール)¥987,800円 〜 ¥1,380,000円最もスポーティなモデル。3連のオイスターブレスが特徴。近年、特に評価が高まっている。
Ref.17013(イエローゴールド×SS)¥798,000円 〜 ¥1,346,400円いわゆる「ロレゾール」。5連ジュビリーブレスを備え、クラシックな雰囲気が魅力。流通量は比較的多め。
Ref.17014(ホワイトゴールド×SS)¥ 1,092,884 ~ ¥ 2,359,422※要問合せ(極めて希少)WGベゼルのモデル。Ref.17000に似ているが、ベゼルの輝きが異なる。流通数が少なく希少性が高い。

オイスタークォーツ デイデイト(Ref.19000系)

金無垢素材のみで展開された最高級ライン。ブレスレットの留め具が見えない「コンシールドクラスプ」を採用しています。

モデル名 / 特徴2025年 相場目安
Ref.19018(18Kイエローゴールド)¥2,680,000円金無垢クォーツの王道。金相場の高騰と連動し、資産価値としても注目されている。重量感は現行モデル以上。
Ref.19019(18Kホワイトゴールド)¥1,780,000円※要問合せ(極めて希少)イエローゴールドに比べて生産数が圧倒的に少なく、市場に出回ることは稀。コレクターズアイテム。
Ref.19028 / 特殊仕様(ピラミッド装飾など)4,000,000円 〜 5,000,000円超※要問合せ(極めて希少)ベゼルやブレスに「クル・ド・パリ(ピラミッド)」装飾が施されたモデルや、ウッドダイヤルなどは超高額で取引される。

チェリーニ(クォーツモデル)

オイスターケースではない、非防水のドレスウォッチライン。

モデル名 / 特徴2025年 相場目安
Ref.6621 / 6623 等(レザーベルト、
金無垢ブレス)
298,000円 〜 578,000円薄型でエレガントなデザイン。スポーツモデルに比べて相場は落ち着いているが、ネオ・ヴィンテージとしてじわじわと人気が出ている。

※価格は付属品の有無(特に余りコマ)、状態、為替や金相場の変動により大きく変わります。

なぜ今、オイスタークォーツの価値が上がっているのか?

製造終了から時間が経つにつれ、なぜこれほどまでに価格が高騰しているのでしょうか。主な理由は3つあります。

1. ラグスポブームとデザインの再評価

パテック・フィリップの「ノーチラス」やオーデマ・ピゲの「ロイヤルオーク」など、70年代にデザインされたラグジュアリースポーツウォッチ(ラグスポ)が世界的なブームとなっています。

その流れの中で、同じ時代の空気を吸い、ジェラルド・ジェンタ的な「統合型ブレスレット」「角張ったケース」を持つオイスタークォーツが、「手頃な価格で買えるラグスポロレックス」として再発見されたのです。

2. 圧倒的な生産数の少なさ

ロレックスの長い歴史の中で、オイスタークォーツが生産されていた期間は約25年。その間の総生産数は、全モデル合わせても約25,000本程度と言われています。

これはロレックスの年間生産本数100万本以上と比較すると、極めて少ない数字です。「他人と被らないロレックス」を求める層にとって、この希少性は大きな魅力となります。

3. 「機械式バブル」へのアンチテーゼ

機械式時計の相場が異常なほど高騰する中で、あえて「クォーツ」を選ぶことが、通な選択として捉えられるようになりました。

「電池式=安い」という固定観念が崩れ、ロレックスが本気で作ったオーバースペックなクォーツムーブメントの歴史的・技術的価値が正当に評価され始めたと言えます。

購入・売却時に注意すべきコンディション

オイスタークォーツは魅力的な時計ですが、古いクォーツ時計ならではのリスクも存在します。これを知らずに売買すると大きな損をする可能性があります。

ケースの「エッジ」が資産価値を決める

オイスタークォーツの命は、ケースとブレスレットのエッジ(角)です。

美しいヘアライン仕上げと、鏡面仕上げの面取りが織りなすコントラストこそが、この時計のデザインの核心です。しかし、過去のメンテナンスで傷を消すために過度な研磨(ポリッシュ)が行われ、角が丸くなってしまった個体が多く存在します。

丸まった個体は「ダル(鈍い)」と呼ばれ、価値が激減します。逆に、未研磨に近い「バキバキ」の状態を保っている個体は、相場の上限を超える価格で取引されます

ロレックスには部品保有期間が設けられており、古い個体ではパーツ交換が困難になる可能性があります。オイスタークォーツの最終製造(2003年頃)から年数が経過しており、将来的にはメーカーでの修理が困難になる可能性があります。

電池交換とメンテナンスの注意点

「電池が切れたから」と、安易に街の時計店で電池交換をするのは危険です。オイスターケースを開けるには専用の工具が必要であり、知識のない業者が扱うとケースに傷がついたり、防水パッキンが破損したりするリスクがあります。

また、電池切れのまま長期間放置すると液漏れを起こし、貴重な回路を破壊してしまいます。使わなくても定期的な電池交換、あるいは信頼できる専門店への売却が、この文化遺産を守ることにつながります。

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まとめ

ロレックスのクォーツモデル、特にオイスタークォーツについて解説しました。

要点は以下の通りです。

  • 歴史的価値: クォーツショックに対抗するために作られた、ロレックスの意地と技術の結晶である。
  • 技術的特異性: 機械式のような「アンクル」「ガンギ車」を持つハイブリッド構造で、分解修理が可能な一生モノ。
  • 市場動向: 70年代デザイン(ラグスポ)の再評価と希少性から、相場は上昇傾向にある。
  • リスク: ケースの「エッジ」の状態が価値を左右する。また、電子回路の部品枯渇(2030年問題)に注意が必要。

2025年現在、オイスタークォーツは単なる中古時計ではなく、「ポスト・ヴィンテージ」の筆頭として扱われています。

もし購入を検討されているなら、部品供給が続いている今のうちに、コンディションの良い個体(特にエッジが立ったもの)を探すことを強くおすすめします。また、売却を検討されている方は、部品取りとしての需要も含め、市場価値が高いうちに査定に出すことが、資産価値を最大化する鍵となるでしょう。この機会を逃さず、まずは専門店での無料査定を検討してみてください。眠っているオイスタークォーツが、思わぬ高額査定につながるかもしれません。

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