はぎれは小さく、知らず識らずのうちに溜まっていってしまいます。着物とは異なりそのまますぐに使うことはできないため、扱いに困っている方も多いのではないでしょうか。しかし、あなたのご自宅に眠っているはぎれを高く買い取ってもらえるかもしれません!
今回は、はぎれの買取価格相場や高価買取されやすいはぎれの特徴、高く買い取ってもらうためのコツについてご紹介します。ご自宅にはぎれがあるという方は、ぜひ最後までご覧ください。
着物のはぎれのおすすめ買取業者選
着物のはぎれがご自宅にて眠っているが処分に困っている、そんな方に向けて今回は、当サイトが厳選した着物のはぎれのおすすめ買取業者を5選!紹介いたします!
バイセル
着物のはぎれの買取でおすすめの買取業者、1つ目はバイセルです。
対応地域も全国であり、状態が悪くても買取可能であり買い取り額も平均的に高価買取!
また、買取の際にも上場企業が運営しているため安心にご利用いただくことができます。
今回のはぎれのような、売れるか心配になるようなものでも他のものと一緒に買取査定を行ってもらえます!
勿論!はぎれのみでも可能であり、まずは無料査定からご相談くださいませ!
FUKU CHAN
最後にご紹介するのはFUKU CHANという買取業者です。
こちらも他の業者と同じ条件で査定を行ってもらえる可能性が高いのですが着物買取と出てくるように、安心してはぎれの買取の相談をしていただけます!
査定料や出張費用など一切かからず、提示された買取金額で売却が難しい場合はキャンセルも可能なので安心して買取の査定を依頼することができます!
ザ・ゴールド
つぎにご紹介いたしますのは、ザ・ゴールドです。
こちらの買取業者は皆さん一度は耳に挟んだことがあるとは思います。
名前の通り、金やブランド品の買取はもちろん、着物やその関連品においても買取を行っています。
実績のある買取業者であることに加え買取査定時も無料相談ができることから、こちらの買取業者も安心して買取に出すことができます!
KOMEHYO
次にご紹介いたしますのは取引の安定感に定評のあるKOMEHYOです。
こちらの買取業者は宅配買取は全国どこからでも可能となっております。
また、今回のはぎれという買取ができるのかという不安がある中で、KOMEHYOは創業66年で上場しているため、取引の安定感に定評があり、安心感がとても高いです!
顧客満足度はなんと脅威の91.6%だそうです!!また、130名以上の専門バイヤーがきちんと商品を査定してくれることからも大変安心感があり満足な買取査定を行ってもらえることでしょう!
着物10
最後にご紹介いたしますのは、着物を売りたいと思った人が検索したときに必ず上位に出てくる「着物10」という買取業者です。
もともとは「ヤマトク(山徳)」という屋号で運営されていた着物10は、創業から25年を超えており、着物買取業者の中でも老舗に入ります。
この着物10は宅配買取に強い買取業者であり、送るための段ボールを無料でプレゼントし、荷物を箱に詰めて送るだけ、という簡単さが人気の秘訣です。
また、メリットとして値段がつかなかった着物も無料で引き取ってもらえる点があります。
古すぎたり、汚れがあるなどの理由で値段のつかない着物も寄付やリサイクル品として引き取ってもらうことができます。
このことからも皆さんが買取査定の際に不安視される、面倒な取引や想定外の事態になるといったトラブルも最小限に抑えることができます!
今回は5選に厳選して掲載しましたが、この記事をご覧の方ご自身が最も納得できる買取査定を実現するためにも、皆さま自身の目で買取業者をご覧ください!
その第一歩としてまずは上記の5選をリンクからチェック!
はぎれとは一体何?
はぎれに似た言葉に、「反物」があります。両者の違いをしっかり把握できているでしょうか。
そこで、まずはぎれとは何なのか、反物との違いはどこにあるのかについてご紹介します。
着物のはぎれと反物は、どちらも着物に関連する布地ですが、その用途と形状が異なります。反物は、着物を仕立てる前の状態の布です。一反とは約36~38cm幅で、長さは約12メートルにもなります。
一方、はぎれは着物の切れ端や仕立ての際に余った部分を指します。
反物はそのままでは着られませんが、着物を自由に仕立てることが可能で、型崩れしていない綺麗な状態で保管されていれば、査定での評価も高くなる傾向があります。
一方、はぎれは用途が限られていますが、きんちゃくやバッグ、髪飾りなど、和装小物の材料として再利用されるケースが多いです。
反物に関しては、下記添付サイトにて詳細に説明されておりますので気になった方は是非ご覧下さいませ!
はぎれの種類
はぎれと一言でいっても、値段がつきやすいはぎれと値段がつきにくいはぎれが存在します。
ここでは、高価買取されやすい下記5つのはぎれの特徴についてご紹介します。
- 江戸縮緬(江戸ちりめん)
- 縮緬(ちりめん)
- 刺繍裂(ししゅうきれ)
- 錦紗(きんしゃ)
- 木綿(もめん)
あなたのご自宅にあるはぎれは高価買取されやすいのか、確認しながら見ていきましょう
江戸縮緬(江戸ちりめん)
江戸縮緬は、その希少性と美しさから高価買取の対象となります。
江戸縮緬は、江戸時代に発展した独特の技法で作られる綿織物で、布自体に透明感あるなどの特徴があります。
そのため、はぎれの状態でも人気があり、状態が良ければ1~2万円の買取価格がつくケースもあります。
縮緬(ちりめん)
縮緬は大正時代以降に広まった綿織物で、鮮やかな色や模様が多く華やかなのが特徴です。
状態によりますが、2,000円~8,000円ほどで取引されるケースもあります。
刺繍裂(ししゅうきれ)
刺繍裂は、刺繍の技術が一番発展した江戸時代に広まった綿織物で、希少性が高いことで知られています。
刺繍裂をコレクションしている方も多く、買取価格は高くなる傾向にあります。
錦紗(きんしゃ)
錦紗は、大正時代あたりに流行った綿織物で、紋があり華やかなデザインが特徴です。その豪華な柄と色彩から、高価買取の対象となります。
ただ、素材としては手軽に手に入れられるものだったため、買取価格としては1,000~3,000円ほどが相場です。
木綿(もめん)
木綿は貴重な布として知られており、はぎれといえば木綿のはぎれをイメージする方も多いです。
木綿は海外でも人気があり、当時衣服などに使われていた藍染木綿の色は、ジャパンブルーとして広く認知されていました。
このように木綿のはぎれは人気があるため、3~5万円で買い取られるケースがあります。ご自宅に木綿のはぎれがある場合は、一度買取査定に出してみるといいでしょう。
はぎれの買取価格相場はどれくらい?
はぎれは着物を仕立てるときに出た切れ端のため、買取してもらえるか不安な方も多いでしょう。
ここでは、はぎれは買取してもらえるのか、買取相場はいくらなのかについてご紹介します。
まず、着物のはぎれでも買取は可能です。これは、はぎれを買い取って着物を生地から仕立てたり、きんちゃくやバッグ、髪飾りなどの和装小物の材料として再利用したりする場合があるからです。そのため、はぎれでも需要があると言えます。
はぎれは素材や状態によって価値が変動するため、買取価格は物によって異なります。ただ、傷みがなく綺麗な状態のはぎれや、高価な素材が使われている物なら数万円以上の値段が付くこともあります。
あなたのご自宅にあるはぎれがいくらになるのかは、査定してみなければわかりません。はぎれがあるなら、一度査定に出してみましょう。
着物のはぎれを高価買取してもらう5つのコツ
高価買取されやすいはぎれではなくても、いくつかのコツを押さえておけば、高く買い取ってもらえる可能性があります。
ここでは、はぎれを高価買取してもらう下記5つのコツについてご紹介します。
- 適切に保管する
- クリーニングは慎重に検討する
- 素材やブランドを伝える
- できるだけまとめて買取に出す
- 専門の買取業者へ依頼する
ご自宅にはぎれがあるという方は、さっそく実践してみましょう。
適切に保管する
状態のいい着物のはぎれは高価買取されやすいため、適切に保管する必要があります。
カビやシミ、汚れや虫食いがあると減額の対象となってしまいます。特に、高価な素材である正絹のはぎれは傷みやすい性質を持っているため、適切な保管が必要です。
はぎれを売却する際には、湿気対策や虫干しを行うなど、日頃から管理に注意を払っておきましょう。
クリーニングは慎重に検討する
クリーニングは、着物のはぎれの状態を良好に保つために重要な手段ですが、適切な方法を選ばなければ逆効果になる可能性もあります。
着物のはぎれは、素材や柄によってクリーニング方法が異なるのが一般的です。適切な方法を選ばないと、色落ちや縮みなどの問題を引き起こす可能性があります。
特に高価な素材は、水洗いによるクリーニングが難しいため、専門的なクリーニングが必要となります。
そのため、クリーニングは慎重に検討し、するべきか分からなければそのまま一度買取査定に出すのがおすすめです。
素材やブランドを伝える
素材やブランドを明確に伝えると、買取価格が上昇する可能性があります。
反物やはぎれの価値は、素材やブランドによって大きく異なるのが一般的です。特に、結城紬や大島紬、西陣織、博多織といった伝統工芸品ははぎれでも高値で取引されます。
着物専門の買取業者であれば素材やブランドは分かるはずですが、伝えておいて損はありません。高価買取のためにしっかり伝えておきましょう。
できるだけまとめて買取に出す
できるだけ多くの着物のはぎれをまとめて買取に出すと、買い取り額がアップする可能性があります。
買取業者としては、一度の買取で多くの商品を仕入れたいと思っているケースが多いです。そのため、ある程度の量をまとめて買取査定に出すと、買取価格を上げる交渉材料に使えます。
ご自宅に大量のはぎれが眠っている場合は、まとめて買取査定に出すようにしましょう。
専門の買取業者へ依頼する
着物のはぎれの買取は、専門の買取業者に依頼するのが最も効果的です。
専門の買取業者に依頼すれば、着物のはぎれの価値を正確に評価し、適正な査定価格を提示してくれます。
一方、リサイクルショップや古着屋などでも着物のはぎれは売れますが、着物に精通した査定士が在籍していない場合が多く、商品に見合った価値を付けてもらえない可能性が高いです。
そのため、着物専門の買取業者に依頼するのがおすすめです。
買取価格が低くなるはぎれの特徴とは?
ここまではぎれの買取について解説してきましたが、そもそも買取価格が低くなる可能性のはぎれがあります。
ここでは、低価格で取引される可能性があるはぎれについて紹介していきます。
サイズが小さい
サイズが小さいはぎれは、買取してもらえる可能性が低いです。
買取を拒否されてしまう基準として約36cm(1巾)と言われています。
しかし、希少性の高いはぎれはサイズに関係なく買取が行われます。買取に出す前に、はぎれの大きさと希少性を調べておく方が良いでしょう。
枚数が少ない
はぎれは基本的にリメイク素材として重宝されるため買取が可能になっています。よって、枚数が少ないはぎれ”は、買取してもらえる可能性が低いと考えられます。
そのため、はぎれを買取に出す際には他のはぎれも一緒に持ち込み、まとめて買取に出すようにしましょう。
大量生産された素材
大量生産されている素材としてポリエステルやウール、化繊、混紡などがあります。これらのはぎれは買取してもらえない可能性が高いです。
しかし、安価で手に入れることができるという観点から、業者によっては買取を行っている場所もあるようです。
買取店にいく前にはぎれの素材を調べ、様々な買取店で比較することが重要です。
値段のつかない着物も寄付やリサイクル品として引き取ってもらうことができます。たくさんの着物を買取業者に査定して欲しい人にはおすすめの買取業者です。
まとめ
はぎれは着物の切れ端や仕立ての際に余った部分を指し、反物とは異なります。
はぎれは切れ端ではありますが、着物や和装小物の材料として使えるため、需要があります。特に状態がいいはぎれや、希少性の高いはぎれは高価で買取されやすいです。
高価買取を目指すためのコツとしては、適切に保管して状態を維持したり、なるべくまとめて買取査定に出したりする方法があり、この方法によって査定の値段をできるだけ高価にすることができます。
そして何より、着物買取の専門業者へ依頼するのがおすすめです。一般的なリサイクルショップや古着屋では、はぎれの価値を正確に判断するのは難しく、相場より安い査定価格をつけられてしまう可能性があります。
適切な評価でなるべく高く買い取ってほしい場合は、着物買取の専門業者へ依頼するようにしましょう。