着物の買取方法の一つに、持ち込み買取があります。持ち込み買取は店舗へ着物を持っていくだけで査定してもらえるため、比較的ハードルが低く、利用しやすいです。
ただ、いざ行動に移そうとすると、流れやそもそもどこへ持ち込めばいいか分からず、不安になってしまいます。
今回は、着物の持ち込み買取のメリット・デメリットや流れ、どこへ持ち込めばいいかについてご紹介します。
最後には持ち込み買取より便利な方法も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
着物のおすすめ買取業者4選
着物がご自宅にて眠っているが処分に困っており、持ち込み買取を行いたい!
そんな方に向けて今回は、当サイトが厳選した着物のおすすめ買取業者を4選!ご紹介いたします!
バイセル
着物の買取でおすすめの買取業者、1つ目はバイセルです。
対応地域も全国であり、状態が悪くても買取可能であり買い取り額も平均的に高価買取!
また、買取の際にも上場企業が運営しているため安心にご利用いただくことができます。
今回の持ち込み買取査定に関しても行ってもらえますので、不安な方はまずは無料査定からご相談くださいませ!
FUKU CHAN
次にご紹介するのはFUKU CHANという買取業者です。
こちらも他の業者と同じ条件で査定を行ってもらえる可能性が高いのですが着物買取と出てくるように、安心して買取の相談をしていただけます!
査定料など一切かからず、提示された買取金額で売却が難しい場合はキャンセルも可能なので安心して買取の査定を依頼することができます!
ザ・ゴールド
つぎにご紹介いたしますのは、ザ・ゴールドです。
こちらの買取業者は皆さん一度は耳に挟んだことがあると思います。
名前の通り、金やブランド品の買取はもちろん、着物やその関連品においても買取を行っています。
実績のある買取業者であることに加え買取査定時も無料相談ができることから、こちらの買取業者も安心して買取に出すことができます!
KOMEHYO
最後にご紹介いたしますのは取引の安定感に定評のあるKOMEHYOです。
今回の持ち込み買取というトラブルなく買取ができるのかという不安がある中で、KOMEHYOは創業66年で上場しているため、取引の安定感に定評があり、安心感がとても高いです!
顧客満足度はなんと脅威の91.6%だそうです!!また、130名以上の専門バイヤーがきちんと商品を査定してくれることからも大変安心感があり満足な買取査定を行ってもらえることでしょう!
着物の持ち込み買取のメリット・デメリット
着物の持ち込み買取に限らずですが、メリットとデメリットが存在します。
サービスを有効活用するためにも、良い面と悪い面を知っておきましょう。
ここでは、着物の持ち込み買取のメリット・デメリットについてご紹介します。
着物の持ち込み買取のメリット
着物の持ち込み買取のメリットは、下記の3つです。
即日対応・現金化できる
持ち込み買取では商品を店舗に持ち込み、その場で査定してくれるため、売りたい着物を迅速に現金化可能です。
そのため、その日しか予定が空いていないなど、すぐに現金化したい場合には、即日対応・現金化できる点はメリットです。
査定額の質問・交渉がしやすい
持ち込み買取では目の前で査定結果を提示してくれるため、査定額についての質問や交渉がしやすいです。
査定士と直接話せるため、電話やメールよりも安心感を持てるという方もいるでしょう。査定に関する質問や交渉を行うつもりであれば、査定額の質問・交渉がしやすい点はメリットの一つといえます。
断りやすい
持ち込み買取では店舗が査定場所で、査定員の顔が見えるため、査定結果に満足できなかったときに断りやすいです。
出張買取や宅配買取では、査定場所が自宅だったり査定員の顔が見えなかったりするため、断りづらいと感じる方もいます。
相手の顔が見えた方が断りやすいと感じる方には、断りやすい点はメリットといえます。
着物持ち込み買取のデメリット
着物の持ち込み買取のデメリットは、下記の3つです。
自分で着物を持っていく必要がある
持ち込み買取では、売りたい着物を自分で買取店まで持っていく必要があります。
着物は重く、かさばるため、持ち運びが大変です。特に、売りたい着物が多数ある場合や、近くに買取店がない場合は、長い距離を移動しなければなりません。また、持ち運びの際にシワなどがついてしまうと、状態が悪いと見なされて査定金額が下がる可能性もあります。
そのため、手間と時間がかかる点はデメリットといえます。
待ち時間が発生する
持ち込み買取では、査定金額が出るまでに待ち時間が発生する可能性があります。
店舗によりますが、持ち込み買取では査定金額が出るまでに1時間以上かかるケースもあります。これは、買取と同時に販売もしている店舗では、査定スタッフが接客・販売業務を兼務しているため、店内の混雑状況によっては査定に長い時間がかかるためです。
後に予定が詰まっている、待たされるのが好きではない方にとっては、デメリットになってしまうでしょう。
買取価格が低いケースがある
持ち込み買取では、買取価格が低く設定されるケースがあります。
これは、店舗を運営するためのテナント料・人件費・光熱費などのコストが毎月かかるためです。買取業者としては、買取と販売の差額でこれらのコストを賄わなければなりません。
そのため、持ち込み買取では店舗運営のコストがかかる分、買取金額を低めに設定せざるを得ない可能性があります。
着物の持ち込み買取の流れ
着物の持ち込み買取をしようと思っても、流れが分からず、なんとなく躊躇してしまっている方もいると思います。ただ、着物の持ち込み買取は難しくありません。流れを知ってしまえば、安心して持ち込み買取ができるようになります。
ここでは、着物の持ち込み買取の流れについて、順を追ってご紹介します。
着物や付属品、身分証を準備する
着物の持ち込み買取をスムーズに行うためには、着物の状態確認や付属品の準備、そして身分証の準備が必要です。
着物の状態や付属品の有無は、買取価格に大きく影響します。付属品があることで、買取価格がアップする可能性があります。また、法律に基づき、本人確認書類の提示が必要です。
そのため、まずは査定に出す着物と付属品、身分証を準備しましょう。
店頭へ持ち込む
着物の持ち込み買取を行うためには、買取店に直接着物を持ち込む必要があります。
持ち込む際は着物をしっかり畳み、汚れないようにバッグや段ボールなどに入れて持ち込むといいでしょう。
身分証を提示して査定してもらう
買取査定してもらうには、身分証の提示が必要です。一般的に、運転免許証や健康保険証、マイナンバーカードなどの身分証の提示が求められます。すぐに出せるように準備しておきましょう。
その後査定が始まりますが、通常は数十分程度で査定が終了します。査定が終わると店内アナウンスなどで呼ばれるため、カウンターへ向かいましょう。
質問や交渉をする
査定終了後、査定結果に疑問や納得できない部分がある場合は、質問や交渉を行いましょう。
査定の根拠を聞いたり商品の価値を改めて伝えたりすることで、査定額がアップする可能性があります。
それでも納得できない場合はキャンセルも可能なため、疑問点・不明点を残さないようにしておきましょう。
サインして現金を受け取る
最後にサインをして現金を受け取ることで、着物の持ち込み買取は完了します。
サインをすると後から契約を破棄するのは難しくなってしまうため、よく考えてから買い取ってもらうようにしましょう。
着物買取においての査定ポイント
着物の買取では査定を行う際に重要なポイントがいくつかあります。買取額が左右する重要なポイントになるので、買取店に持ち込む前にチェックしておきましょう。
保存状態の確認
高価買取には着物の状態が大きく関係してきます。生地に痛みがないか、保存状態は良いかなどは査定を行う上で重要なポイントです。買取店に持ち込む前に着物の状態をしっかりと確認しましょう。
保存方法としては通気性と除湿をすることができるとう紙で包んで保管し、買取店に行く際にもそのまま持ち込むようにしましょう。また、買取店に持ち込む前にクリーニングに出すのはやめましょう。綺麗にしたはずがむしろ生地が傷んでしまう可能性があります。
ブランド品や有名作家の着物
着物は日本で長い歴史を誇る伝統文化です。ですので、有名作家やブランド品のものであれば、中古品でも高価に買い取ってもらえることもあります。
自分の持っている着物の作家やブランドの証明書などはしっかりと保管しておくことが重要になってきます。
着物の生地とその詳細な情報
着物の素材には多くの種類があり、主に絹や木綿などが挙げられます。中でも蚕の繭から作られた100%絹の正絹は希少性が高く、高価に買い取ってもらえる可能性があります。
そのほかにも素材にウールやポリエステルなどが使用されている着物も存在します。しかし、このような着物は多く出回っているため買取価格は低くなる傾向にあります。
査定時に素材を確認できるよう、品質を証明できるものはしっかりと保管して買取店に持ち込む際に一緒に持っていくことが重要です。
また、着物は大きさによっても査定額が左右することがあります。丈が短い着物は着る人が限られてしまいますが、逆に大きな着物であれば、仕立て直して着ることができます。
自分の持っている着物の大きさを確認しておくのも重要なポイントになるでしょう。
格の高さ
着物には様々な種類があり、それぞれに格がついています。
大きく4つに分けることができ打掛などの「礼装」、訪問着などの「準礼装」、紋なしの訪問着などである「盛装」、小紋や紬などの「普段着」です。
格が高いほど査定額は高くなると思いますが、礼装などに関しては着る機会は少ないため、需要はあまり高くない傾向にあります。格の高さに加え、市場での需要が査定額に影響することを把握しておくことが重要です。
買取業者を選ぶときのポイント
現在、様々な買取業者が存在しますが、買取業者を選ぶ際に、気をつけるべきポイントはなんでしょうか。ここでは買取業者を選ぶ際に見るべきポイントについてまとめました。
手数料
持ち込み買取をする場合には、手数料が無料であることがほとんどです。ただ、買取業者によっては査定料や振り込み手数料がかかる場合があります。
買取業者に査定を依頼する際には事前に手数料について把握しておくことが重要です。
1点ずつ査定してもらえるか
査定する着物が複数ある場合には注意が必要です。
1点のみの査定ではしっかり見てくれることがほとんどですが、複数点になった場合には値段の付け方が変わることがあります。
着物は1つずつ丁寧に見ていくことが重要なため、1点ずつしっかりと査定してくれる業者を探しましょう。
また、わからないことに関しては無料の電話相談などを利用し情報を集めておくことが重要です。
買取実績
買取実績は査定を依頼する際に重要なポイントになります。
査定してもらう着物と同じものが買取実績であるかどうかを確認しておくことが重要になります。
まとめ
着物の持ち込み買取は、即現金化できたり質問・交渉がしやすかったりというメリットがあります。ただ、自分で着物を店舗に持ち込む必要があったり、査定価格が低くなったりするケースがあるというデメリットもあります。
着物の持ち込み買取を利用するなら、専門の買取業者に依頼するようにしましょう。今回ご紹介した専門の買取業者は、着物の価値を正確に見極め、適正な査定価格を提示してくれます。
また、持ち込み買取以外に、出張・宅配買取もおすすめです。出張買取は家にいながら査定を受けられ、宅配買取は着物を送るだけで査定を受けられます。
査定に出したい着物が大量にある、店舗に持ち込む時間がないという場合は、出張・宅配買取も検討してみてください。